好きな画家シリーズ①
皆さん、こんばんは。
ミチックです。
皆さんは、絵を見るのはお好きですか?
絵画鑑賞が趣味でなくても、自分の好きな絵に出会えると、ウキウキしませんか?
今回は、私の独断で、私の好きな画家をご紹介させて頂きます。
初回をどの画家の方にするのか、大変迷いました。
超メジャーな方でも全く構いませんが、
そこは!変化球で行きたいと思います。
中村岳陵先生です。
中村岳陵先生は、1912年 東京美術学校 日本画科を首席で卒業されました。
画業を歴史画題からスタートされているのは、当時、その画題が流行したからだそうです。
風景から人物を柔らかに、そして繊細な画風で完成されています。
私が素敵だなと思う作品の一つに、都会で働く女性の仕事を描いた
"都会女性職譜" があります。
昭和8年の作品だそうです。
こちらの作品 "女給" に描かれている影が、またドラマティックですね。
↓
こちらの “女給” は、当時、満州事変があり、風紀上、当局から展示の撤収を求められた作品でもあります。
今は戦争が無い時代で、本当に良かったです。
当初、20種くらいの職種をお考えだったそうですが、なかなか捗らず、
この7点になったそうです。
平和な世になり、風景画、人物画、そして宗教画と岳陵先生の筆は、ますます冴えます。
画像は、全て、朝日新聞社から出版された 中村岳陵展 よりお借りしております。
79歳の画業を閉じるまで、常に新境地を求めて画業に邁進されてらっしゃいました。
日本画壇は、色々と制約があるイメージですが、そんな中、
岳陵先生は、ギリギリのチャレンジをされてらっしゃると思います。
新しい感覚の絵を描いて認められることは、大変少ないのではないでしょうか?
岳陵先生の魅力の一つは、オシャレな色彩感覚と遊び心だと思います。
日本画は、面白みがない、平面的だ、等々、マイナーでマイナスなイメージもあります。
そこを!岳陵先生は、天性の色彩感覚と鍛錬された技術で、日本画の可能性を広げられた方だと思います。
自分が好きな絵に出逢えると、とても嬉しいですね。
貴方は、どんな絵がお好きですか?
現時点では、普通のライターですが、10年後位には画家にもなっていたいです。
もし、大人になってから、○○家を目指したい!という方、
一緒に頑張りませんか?
そんな意味を込めて、ブログを書いております。
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今後共、ミチックを宜しくお願い致します。